4. 留学生を受け入れる際の参考情報

4-1. 入学前の受け入れ手続きについて

■日本留学について外国語で提供されている情報を知りたい

独立行政法人 日本学生支援機構
http://www.jasso.go.jp/study_j/sgtj.html
※日本留学に関する基本情報をさまざまな言語で提供しています。

■私費留学生が受験する日本留学試験について知りたい

独立行政法人 日本学生支援機構ホームページ
http://www.jasso.go.jp/eju/index.html
※実施要領、過去の問題、受験方法などについて詳細に記載されています。

■名古屋大学が実施している私費外国人留学生入試(学部入試)について知りたい

名古屋大学ホームページ
http://www.nagoya-u.ac.jp/admission/applicant/admis-judge/pers-fund.html
※募集要項は下記のページからPDFで全文ダウンロード可能です。
http://www.nagoya-u.ac.jp/admission/guide/pamphlet/

■名古屋大学の大学院入試について知りたい

名古屋大学ホームページ
http://www.nagoya-u.ac.jp/admission/gs-exam/gs-exam-guide/
※各研究科の教務窓口にお尋ねください。上記のサイトはすべての研究科の入試情報への入口になります。

■名古屋大学の研究生や科目等履修生の制度について知りたい

名古屋大学ホームページ
http://www.nagoya-u.ac.jp/admission/gs-exam/risyu-guide/
※募集要項については各研究科の教務窓口にお尋ねください。

■「グローバル30」による名古屋大学の新しい教育プログラムについて知りたい

名古屋大学国際交流協力推進本部 国際アドミッションオフィス
http://admissions.g30.nagoya-u.ac.jp/jp/
内線6556
E-mail apply@g30.nagoya-u.ac.jp
※名古屋大学では平成23年10月から、国際化拠点整備事業(グローバル30)により、外国人留学生と日本人帰国子女等を対象に、英語のみによる授業で学位が取得できる教育プログラム(国際プログラム群)を学士課程と大学院課程の両方で実施します。上記のサイトには日本語と英語の両方で詳しく説明され、オンライン上で出願できる仕組みになっています。

■日本の留学生受け入れ政策や制度について知りたい

文部科学省ホームページ
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ryugaku/1288634.htm
※日本の留学生受け入れ及び送り出し制度の概要について説明しています。

■留学生の受け入れや派遣についてより深く学びたい

JAFSA(国際教育交流協議会)
http://www.jafsa.org/
※JAFSAは、大学の国際教育交流に関する情報交換・調査・研究・研修・出版・提言等の諸活動を行っています。200以上の国内大学・教育機関を会員とするネットワーク組織です。

■文部科学省の国費奨学金制度について詳細を知りたい

文部科学省ホームページ
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ryugaku/06032818.htm
※奨学金の実施要項や通知、調査報告などを掲載しています。

■留学生やその家族の日本在留資格について具体的に照会したい

名古屋入国管理局 留学・研修審査部門
052-559-2117、2118(受付時間:平日9~16時)

名古屋入国管理局 外国人在留総合インフォーメーションセンター
052-559-2151、2152(英語、韓国語、中国語、スペイン語等での問い合わせにも対応可能)
※留学生やその扶養家族の日本在留資格申請、認定、更新、変更などについての情報提供や手続き方法についての問い合わせに対応しています。一般的な規則や手続きについては入国管理局のホームページをごらんください。
http://www.immi-moj.go.jp

■文部科学省の国費奨学金制度について詳細を知りたい

文部科学省ホームページ
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ryugaku/06032818.htm
※奨学金の実施要項や通知、調査報告などを掲載しています。

■理科系の学部・研究科(あるいは理科系の専門分野)の教員が、イスラエル、イラン、イラク、インド、北朝鮮、シリア、台湾、中国、パキスタン、アフガニスタン、コンゴ民主共和国、コートジボワール、エリトリア、レバノン、リベリア、シエラレオネ、ソマリア、スーダンからの留学生受け入れを検討している場合(2011年6月現在)

経済産業省安全保障貿易管理のホームページ「外国ユーザーリスト」
http://www.meti.go.jp/policy/anpo/law05.html#gaikokuuserlist

*イスラエル、イラン、インド、北朝鮮、シリア、台湾、中国、パキスタン、アフガニスタンからの留学生受け入れを検討している場合は、上記ユーザーリストを参照し、受け入れ予定の留学生の所属大学名や所属企業名が掲載されていないかどうかを確認してください。もし掲載されている場合は、下記の産学官連携推進本部までご一報ください。受け入れに際しての安全保障輸出管理上の注意事項や「安全保障輸出管理の電子申請システム」による申請方法についてご説明します。
また、輸出令上の懸念国(イラン、イラク、北朝鮮)および国連武器禁輸国(アフガニスタン、コンゴ民主共和国、コートジボワール、エリトリア、イラク、レバノン、リベリア、北朝鮮、シエラレオネ、ソマリア、スーダン)からの留学生受け入れを検討している場合も、下記までご一報ください。
安全保障輸出管理上のリスクが高いと考えられる場合には、受け入れの辞退をお願いすることがあります。なお、確認の記録を残すために、原則として「安全保障輸出管理の電子申請システム」による申請が必要です。

学内担当先:産学官連携推進本部 輸出管理スーパーバイザー 寺内氏  電話747-6702
http://www.sangaku.nagoya-u.ac.jp/export/export.html

4-2. 日常生活について

■愛知県内において外国人が生活するのに役立つローカル情報を知りたい

愛知県国際交流協会 相談情報カウンター
http://www2.aia.pref.aichi.jp/topj/index.html
052-961-7902(月~土:10~18時)ポルトガル語、スペイン語、英語、中国語、フィリピノ語/タガログ語、ベトナム語、ネパール語、インドネシア語、タイ語、韓国語、ミャンマー語、ロシア語、ウクライナ語(原則、月・木)、日本語対応可。
※愛知県国際交流協会は県内の在住外国人用にさまざまな生活情報を提供しています。小冊子「愛知生活便利帳」を英語、ポルトガル語、スペイン語、中国語で刊行しています。在留手続き、外国人登録、労働、結婚、出産・育児、教育、医療、税金、日常生活、交通、緊急時等に関する情報が掲載されており、ダウンロードも可能です。

■留学生の生活に関する情報を得たい。法律的な問題を相談したい

名古屋国際センター
http://www.nic-nagoya.or.jp/
052-581-0100
※外国人に有益な情報提供や相談を、各国語を話す相談員が行っています。月刊英文情報誌Nagoya Calendarを編集・発行しています。

■家族で数年間滞在できる安価な公営住宅について情報を得たい

名古屋市「住まいの窓口」(栄地下街)
052-259-2672(10~19時:木曜、第2・4水曜休み)
※市営住宅・県営住宅の募集状況の情報を提供し、申し込みを受けつけています。

■外国語で対応が可能な医療機関を見つけたい

愛知県救急医療情報システム
http://www.qq.pref.aichi.jp/es/qq/qq23tpmp_lt.asp
050-5810-5884(5ヶ国語の音声・FAXによる自動応答案内)
※英語、ポルトガル語、中国語、ハングル語、スペイン語で対応可能な医療機関をウェブで案内しています。

■留学生がけがをした、病気になった

名古屋大学保健管理室
http://www.htc.nagoya-u.ac.jp/hokenkanri/
内線3970
※学生の身体および精神健康に関する相談を受け付けている(精神健康相談は予約制)。診察、検査、治療を行っています。

■留学生がメンタル面の問題を抱えている

名古屋大学留学生相談室
http://www.isa.provost.nagoya-u.ac.jp/
内線6117
※留学生相談室にはカウンセラーの教員が在籍しています。
なお、名古屋大学留学生相談室は、平成23(2011)年4月より留学生センターのアドバイジング・カウンセリング部門として改組されます。

■障害をもった留学生のためのサポートを必要としている

名古屋大学障害学生支援室
E-mail sg-sien@gakuso.provost.nagoya-u.ac.jp
内線5805(10~17時:平日)
※学生相談総合センター内に障害学生支援室が設置されています。車イスの介助、各種ノートテイクなどのサービスを受けることができます。

■アパートの保証人を頼まれた

名古屋大学国際部国際学生交流課内 名古屋大学留学生後援会
http://www.ecis.nagoya-u.ac.jp/kouenkai/
内線2166
※名古屋大学留学生後援会が一定の範囲内で連帯保証人になってくれます(機関保証制度)。(財団法人日本国際教育支援協会の「留学生住宅総合補償」制度に加入することが条件)

■留学生のために貸付金を申請したい

名古屋大学国際部国際学生交流課内 名古屋大学留学生後援会
http://www.ecis.nagoya-u.ac.jp/kouenkai/
内線5733
※最高5万円まで、3か月以内に返却することを条件に無利子で貸し付けています。

■留学生がハラスメントの被害に遭っている

名古屋大学ハラスメント相談センター
http://www.sh-help.provost.nagoya-u.ac.jp/
内線5806
※相談者の立場に立った助言、カウンセリングを行っています。カウンセリングを通し、本人と一緒にさまざまな解決策を考えていく中で、必要に応じ、調停あるいは事実調査等の苦情処理手続きの案内を行っています。

■留学生の配偶者や子どもへのサポートについて知りたい

名古屋大学留学生相談室「留学生の家族のための日本語・日本事情コース」
http://www.isa.provost.nagoya-u.ac.jp/family/nihongo.html
内線6117
※このコースは、名古屋栄ライオンズクラブの後援を受けて、名古屋大学留学生会(NUFSA)の主催で運営しています。日本語教育専門の講師による週2回の授業で、日本語や日本の生活などについて教えています。教室での授業以外にも、校外学習やパス旅行、サマーパーティ、イヤーエンドパーティなどのイベントがあります。

■留学生にホームステイの体験をさせたい

名古屋大学留学生相談室 「地球家族プログラム」
http://www.isa.provost.nagoya-u.ac.jp/exchange/homestay.html
内線6117
※このプログラムは一般の家庭の人々と留学生が日常レベルで交流し、国際理解を深めることを目的としています。

■留学生から、親族が一時的に日本を訪問する際の保証人になってほしいと頼まれた

外務省ホームページ
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/visa/index.html
手続きの概要及び必要書類をダウンロードできます。申請者の国籍により手続きが異なるので、注意が必要です。

■留学生のためのアルバイト情報について知りたい

名古屋大学留学生センターの掲示板
※留学生センターは国際開発研究科の向かい側、生協食堂フレンドリー南部の隣にあります。留学生のためのアルバイト情報を随時掲示しています。

■私費留学生のための奨学金情報について知りたい

独立行政法人 日本学生支援機構
http://www.jasso.go.jp/study_j/scholarships.html
※私費留学生への学習奨励費のみならず、さまざまな奨学金についての情報が掲載されています。

■留学生の就職情報について知りたい

名古屋大学学生総合支援課の就職支援室
http://www.nagoya-u.ac.jp/academics/career/career/
内線2176
※就職支援室では年間を通じていろいろな就職関係のイベントを全学対象や学年別に開催しています。

名古屋大学留学生相談室
http://www.isa.provost.nagoya-u.ac.jp/
内線6117
※留学生相談室では留学生に特化した求人情報を提供するとともに、留学生対象の会社説明会の開催、就職活動支援コースを開講して、留学生の就職を支援しています。留学生の就職関係の刊行物など参考になるものもそろえています。

4-3. 授業や研究指導について

■留学生に日本語の授業を履修させたい

留学生センター 日本語プログラム
http://www.ecis.nagoya-u.ac.jp/japanese/gaiyo.html
内線2198
※さまざまなレベルや学習内容に対応する日本語授業を提供しています(一定期間内の申込が必要です)。

■留学生に適した教授法について知りたい

名古屋大学高等教育研究センター「成長するティップス先生」の第10章「学生の多様性に配慮する」
http://www.cshe.nagoya-u.ac.jp/tips/basics/consideration/index.html
※留学生の学習を支援するための方法について紹介しています。

■留学生のアカデミックスキルを高めたい

名古屋大学高等教育研究センター
http://www.cshe.nagoya-u.ac.jp/service/
内線5696(事務室:平日9~16時)
※高等教育研究センターと附属図書館では、大学院生や学部生のアカデミックスキルを高めるための各種セミナーを随時行っています。たとえば、研究発表をする時のスキル、TAを担当するときに必要なこと、レポート作成のスキル、プレゼンテーションのスキルなどを扱っています。セミナーの案内は附属図書館でも行っています。 また、将来大学教員をめざす名大内の大学院生やポスドクを対象に、教育発達科学研究科の正規科目として大学教員準備講座を開設しています(平成23年度は8月上旬に集中講義「高等教育学研究Ⅰ」として開講予定)。この授業では、ティーチングの基本など、大学教員のさまざまな職務に必要な基礎知識とスキルを学びます。多様な研究科から多様な国籍の大学院生が受講するのを歓迎しています。

■英語で授業を行う際に留意すべきことを知りたい

名古屋大学高等教育研究センター
http://www.cshe.nagoya-u.ac.jp/service/fd/
E-mail info@cshe.nagoya-u.ac.jp
※高等教育研究センターでは、さまざまなニーズに応じた教員研修プログラムや各種セミナーを提供しています。英語による授業事例を収録したDVDの学内貸出サービスも行っています。また、名古屋大学の教員が中心となって制作した『大学教員のための教室英語表現300』(中井俊樹編、アルク社)には、大学の授業を英語で行う際に必要となる基本例文300がまとめられています(CD付)。

メルボルン大学高等教育研究センター
Centre for the Study of Higher Education, The University of Melbourne, Australia
http://www.cshe.unimelb.edu.au/pdfs/international.pdf
※上記ホームページにはTeaching International Students: Strategies to enhance learningという名称のハンドブックがPDFで掲載されています(英文)。留学生を教える際に教員が留意すべき要点について簡潔にまとめられています。

■留学生に適した研究指導方法について知りたい

名古屋大学高等教育研究センター
http://www.cshe.nagoya-u.ac.jp/staff/chikada/Eleven_Practices_of_Effective_Postgraduate_Supervisors.pdf
※メルボルン大学高等教育研究センターが制作した研究指導ハンドブック(Eleven Practices of Effective Postgraduate Supervisors)の日本語訳『研究指導を成功させる方法-学位論文の作成をどう支援するか』をPDFで掲載してあります。ただし、内容は研究指導全般について扱っており、対象を留学生だけに限定するものではありません。

※上記の他、留学生に対する授業や研究指導については、インターネット上でTeaching International Studentsや、Supervising International Studentsなどで検索すると、世界中の大学が制作したさまざまなリソースを入手することができます。

■留学生の母国の教育制度について知りたい

文部科学省『教育指標の国際比較』平成20年度
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/001/index40.htm
※日本の教育指標や制度を、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、ロシア、中国、韓国等と比較しています。

国立国会図書館の「リサーチ・ナビ」
http://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/post-283.php
※「諸外国の教育制度・事情を調べるには」として多くのリソースが紹介されています。

外務省「世界の学校を見てみよう」
http://www.mofa.go.jp/mofaj/world/kuni/index.html
※外務省ホームページで世界の学校事例について紹介しています。財団法人世界の動き社が発行している月刊『世界の動き』に掲載された内容です。

■日本の教育制度について英語で留学生に説明したい

文部科学省ホームページ
概説
http://www.mext.go.jp/english/a01.htm
統計
http://www.mext.go.jp/english/statist/index.htm
文部科学白書
http://www.mext.go.jp/english/wp/index.htm

■学位記に公印証明がほしい

外務省領事局領事サービスセンター(証明班)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/shomei/
※公印証明とは、学校教育法第1条に規定された学校が発行した文書の発行者の印章(職印または機関印)の印影が真正であることを証明するものです。外務省(領事局政策課領事サービス室証明班及び大阪分室)が公印確認の証明の付与を行い、外国の関係機関にあてて外国文で発給します。

■留学生が日本のアカデミックポストへの就職を希望している

独立行政法人科学技術振興機構 JREC-IN 研究者人材データベース
http://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekTop
※日本全国の研究・教育機関の公募情報データベースです。専門分野、職種、勤務地別に公募情報を検索できます。登録すると、希望条件にマッチした求人公募情報を電子メールで受け取ることができます。

名古屋大学社会貢献人材育成本部 ビジネス人材育成センター
http://www.b-jin.jp/
内線6490
E-mail support@b-jin.jp
※上記のビジネス人材育成センター(旧キャリアパス支援室を統合)では若手研究者やポスドク、大学院生を対象に、就職面談、ビジネスセミナーの実施、長期インターンシップの斡旋などを行っています(対象は留学生に限りません)。

■日本留学を終えて帰国した留学生に教育・研究上のフォローアップをしたい

独立行政法人 日本学生支援機構ホームページ
http://www.jasso.go.jp/exchange/follow.html
※留学フォローアップのプログラムについて情報を提供しています。帰国した留学生に向けてニュースを配信しています。