名古屋大学 高等教育研究センター

第72回客員教授セミナー 人材育成を「科学」する 中原 淳 氏 東京大学大学総合教育研究 センタ ー・准教授 2014年9月30日(火)18:00〜20:00 名古屋大学 東山キャンパス 豊田講堂 シンポジオン

■ 開催案内

第72回客員教授セミナー

講演題目
人材育成を「科学」する
講演者
中原 淳 氏
(東京大学大学総合教育研究 センタ ー・准教授)
日時
2014年9月30日(火)18:00〜20:00
場所
名古屋大学 東山キャンパス 豊田講堂 シンポジオン

講演概要

人材育成は、これまでKKD(勘・経験・度胸)だと言われてきました。僕の研究する「経営・組織・学習」研究は、ここに科学的にアプローチします。効果をあげる研修をいかにつくればいいのか。OJTはいかにあるべきなのか。この講演では、人材育成の最新の知見をご紹介いたします。

■ 講演要旨

当日は「人材育成の科学」と題して、昨今の人材開発研究の潮流について簡潔に説明を行いました。具体的には、1)若手人材の育成を対象とした職場における学習研究(OJT研究)・研修転移研究、2)実務担当者から新任マネジャーへの移行(トランジション)に関する研究、3)次世代リーダーの越境学習について、適宜データと事例を示し、お話しました。

1)に関しては、昨今の職場学習研究は、若手人材の育成を職場メンバーのネットワークとして把握する傾向があることなどをお話しました。また研修転移に関しては、講師の熟達度合い、教材の出来不出来もさることながら、研修参加者の所属部署の上司や同僚からのサポートが研修転移に大きな影響を与えることを話しました。

2)新任マネジャーへの移行に関しては、新任マネジャーは実務担当者時代には直面しなかった様々な発達課題に直面し、それらを乗り越える必要があることをお話しました。特に目標咀嚼・部下育成・プレーヤーとマネジメントの時間の融通は大きな課題になることがよく知られています。

3)次世代リーダの越境学習に関しては、近年、筆者が関与している異業種5社による地域問題解決アクションラーニングプロジェクトを事例にして、その効果を探りました。

人材育成は、これまでKKD(勘、経験、度胸)だと言われてきましたが、それらを「科学」的に見直すことで、よりよいものが生まれる可能性があると思います。

お問合せ先
info@cshe.nagoya-u.ac.jp
Tel:052-789-5696
ご参加いただける方は、事前に上記メールアドレスまでご一報いただけると助かります。会場準備の都合によるものですので、必須ではありません。
案内用ポスターPDFPDF

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