ティップス先生からの7つの提案 教員編
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提案5: 学習に要する時間を大切にする

 授業時間外の学習の大切さは広く理解されてきたようですが、どのように学習時間をやりくりしたらよいかにとまどう学生も少なくありません。時間を有効に活用することは、学生の学習成果を左右するきわめて大切な要素です。教員は、授業への取り組み方の指導や課題を通して、学生に学習時間を管理する方法を身につけさせましょう。

  • 日常的な学習や学習計画の重要性を伝える
  • 授業は時間通りに始め、時間通りに終了する
  • 授業の予習・復習や課題に取り組むために必要な学習時間量を伝える
  • 授業には毎回出席して、学習に集中するように求める
  • 大きな課題の場合には、段階的な締切をいくつか設定する
  • 学生に発表させる時は、事前にリハーサルをするように求める
  • 重要な文献は教材集などの形で早い時期に学生に渡しておく
その他のアイディア
  • 求められた時間に合わせて発表できるように指導する
  • 学生の出席状況を把握する
  • 授業を欠席した場合は、自習などで追いつくことを求める
  • 学習習慣や学習計画の面でうまくいかない学生に会って相談にのる
  • コースの開始時に学生に求める学習の全体を提示する
  • 学生への課題に要する時間を計算し、現実的に行える学習時間に合うように調整する
  • 課題を完成させるために行う学習活動の手順をしめす
  • 宿題をすることの重要性を強調する
  • 学生に期限を守るように伝える
  • レポートなどの課題は提出する前に校正をするよう学生に指導する