ティップス先生からの7つの提案 大学編
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提案3: 学生を主体的に学習させる

大学教育においては、主体的に学習する姿勢を学生に身につけさせることが重要です。受け身の学習では高い学習効果を期待することはできないからです。残念ながら、大学には主体的な学習に慣れていない学生もいますし、主体的学習を促す教授法に慣れていない教員もいます。大学組織は、そのような学生や教員を支援することを期待されています。

  • 学生に主体的に学習させることの重要性が大学の教育目標の中で示されている
  • 学生の主体的な学習を促進するような教授法を教員が身につけるための研修を行っている
  • 文献の探し方、文献の読み方、ノートの取り方、レポート・論文の書き方などのセミナーを開催している
  • 授業時間外の学習を促進するようなシラバスづくりを教員に奨励している
  • 学生が利用できるコンピュータが十分に用意されている
  • 学生を対象に授業をよりよくするための提案やアイディアを集めるアンケートを実施している
  • 研究会やインターンシップなどへの学生の参加を促進している
その他のアイディア
  • 教員が新しい科目の教材や教授法の開発を行う際に財政的な支援をしている
  • 新しい教授法を試したい教員を支援する研修会が開かれている
  • 教員が電子掲示板での討論の機会を用意できるよう、必要なハードウェア・ソフトウェアを用意する
  • 昇進や昇給に際して主体的な学習を促進する教授法を取り入れた教員を積極的に評価している
  • 静かで集中できる学習スペースが十分用意されている
  • ディスカッションや少人数での作業活動などに適した教室環境が十分用意されている