ティップス先生からの7つの提案 大学編
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提案4: 学習の進み具合をふりかえらせる

学生にとって、どこまで学習目標に到達しているのかを確認することは、その後の学習を進める上で貴重な情報です。また同時に、教員にとっても授業の進め方をチェックするよい機会となります。大学組織は、多様な方法で学習の進み具合をふりかえる機会を与え、その結果をフィードバックする仕組みをつくりましょう。

  • 学生が学習履歴をふりかえるための情報が充実している
  • 成績不振の学生に対する学習支援やカウンセリングを行う部署がある
  • 習熟度別のクラス編成を行っている
  • 複数回の試験や課題の結果に基づいて成績評価を行うことを教員に奨励している
  • 試験やレポートの採点結果を学生に返却するよう教員に求めている
  • 学生による授業アンケートが簡単に行える用紙が用意されている
  • 個別の学生へのフィードバックを重視する授業にはTAが配置されている
その他のアイディア
  • 教員同士が相互に授業の成果について話し合う機会がある
  • 教員がFDなどで自分の授業を紹介する機会がある
  • 教育改善活動の内容と成果を文書で記録し公表している
  • 職員が日常的に業務の改善案を話し合う機会がある
  • 試験の答案を学生に返却できるよう学年歴が設計されている
  • 卒業生の進路・キャリアを把握している
  • 卒業生や社会・地域から教育活動に関する意見を聞く機会がある
  • 学外にいる優れた授業実践者に自校の教育を評価してもらう機会がある