『大学授業改善の手引き』

木野茂 ナカニシヤ出版 2005年4月


内容

教師も学生も満足できる新しい授業実践とは−大学教育を詳細に考察、 学生と教師が一緒に授業を展開していく双方向型授業を提案する。(ナカニシヤ出版ホームページより抜粋)

目次

はじめに
第1章 大学授業の行き詰まりと新教育課程
1.1 大学授業の行き詰まり
1.2 「大綱化」と新教育課程
第2章 授業は果たして良くなったのか?
2.1 新教育課程における授業改善の方策
2.2 個々の授業に対する学生の評価
第3章 授業改善の工夫と双方向型授業の勧め
3.1 授業改善の工夫
3.2 双方向型授業の勧め
第4章 文系向けの体験型自然系授業−「実験で知る自然の世界」
4.1 開講の経緯と授業計画・受講状況
4.2 私の担当実験−「放射線を測る」
第5章 講義型授業でどこまで双方向にできるか−「公害と科学」
5.1 この授業の様々な工夫
5.2 学生との双方向の歩み
第6章 集中講義で双方向型の多様な試み−「科学と社会」
6.1 開講の経緯と第1期の授業
6.2 第2期の「科学と社会」
6.3 学生たちの反応から
第7章 1回生でも初めての論文に挑戦−「人間と科学 演習」
7.1 開講の経緯と第1期セミナー
7.2 第2期以降のセミナー
第8章 映像とメールを活用−「ドキュメンタリー・環境と生命」
8.1 テレビ・ドキュメンタリーを授業に
8.2 受講生の反応
あとがき
参考文献
索引