Teaching Tips at Nagoya


授業日誌
開講が気になりはじめた
授業が始まった
試行錯誤の毎日
ゴールが見えてきた
The first class

4月17日 ノート朗読マシンと化す、の巻


 先週はコースへのオリエンテーションみたいなものだったから、今日が本格的な講義の始まり。結果はというと…みごとに大失敗。今回は大幅に講義ノートを改定したので、これさえあれば大丈夫だという具合に講義ノートに頼りすぎたのが敗因だ。ひとつには、講義ノートに全部書いてあるからいいや、というので講義の流れがあまりよく頭に入っていなかった。だから、何だか講義ノートから離れるのが怖くなって、下を向いてノートばっかり読む羽目になった。もうひとつは、講義ノートをつくっているときは熱中してあれもこれもと話題を盛り込みすぎていた。ちょっと「こんなに90分でできるかな」頭をよぎらないではなかったんだけれど、いつもの何とかなるでショ主義が出てしまった。案の定、早口でしゃべりまくったあげく尻切れとんぼで終わるの巻。あれじゃ、学生はわからなかったろうなあ。バッチリ、シラバスを配ってあっただけにかえってカッコ悪いや。自己嫌悪。
 講義ノートだけに頼ってはだめだということだ。かといって、予行演習をするってのもねえ。どうしたらいいんだろう