Teaching Tips at Nagoya


授業日誌
開講が気になりはじめた
授業が始まった
試行錯誤の毎日
ゴールが見えてきた
The first class

4月25日 血も凍る恐怖の沈黙の巻


 今日から、基礎セミナーが本格始動。○○くんがテキストの第1章の内容をまとめて報告。前回の授業で、リポーターの心得とレジュメの作り方についてミニ講義をしておいたので、報告のできはけっこうよかった。うちの学生はいわれたことはちゃんとできるんだよなあ。
 ところが、後半のディスカッションに入るとてんでダメ。「いまの報告について、質問でも意見でも何でもいいから出してください」と言っても、シーン。誰も何も言わない。ぼくはこういう沈黙がいちばん嫌いなんだぁ。だからつい、じゃぼくの方から質問ね、ってなっちゃって、ぼくと○○くんのマンツーマンの授業になってしまった。これはまずかった。しかし、日本の学生のこの恐怖の沈黙は何とかならんものか。
 …と書いてきてちょっと反省。ぼくの質問の仕方が悪かったんじゃないだろうか?「何か言え」じゃ何も言えないよなあ。ほうっておいてもディスカッションになるわけじゃなさそうだ。どうすればいいんだろう