Teaching Tips at Nagoya


授業日誌
開講が気になりはじめた
授業が始まった
試行錯誤の毎日
ゴールが見えてきた
In the course

5月9日 レポートを課したはいいけれど...の巻


 基礎セミナーで、ゴールデン・ウィーク(最近は「大型連休」ってんですか?)の間の宿題に出したレポートを回収する。課題は「情報化社会における倫理的問題について」。いま読み始めたところ。結論から言って、ひでえ、の一言に尽きる。そもそも綴じてないレポートが続出だ。端っこを折っただけってのは綴じたうちに入らんぞ。内容もめちゃくちゃ、多いのは、うまく書けない言い訳からはじまるやつ。結論のないやつ。「…というわけでレポートを終わらせていただきます。」だと?ちょっとぉ。結婚式の祝辞じゃないんだからね。それから、いきなり広辞苑を引く奴もちらほらいる。「情報とは何か?辞書で引いてみた。」って、辞書の引用がずらずら書いてある。
 まずは課題の出し方が失敗だった。これじゃ何書いていいんだかわからないし。こんなに学生がレポートの書き方を知らないとは思わなかったのも甘かった。ちゃんと書き方を指導しておくべきだったか?
 ああ。困った。コメントして返却しようにもコメントのしようがない。もっとよく考えてからレポートを課すべきだったぜ。