Teaching Tips at Nagoya


授業日誌
開講が気になりはじめた
授業が始まった
試行錯誤の毎日
ゴールが見えてきた
The end of the course

7月16日 試験のやり方で頭を悩ませるの巻


 明日は前期の最後の授業だから、試験についてアナウンスしないといけない。でも悩んでる。試験ってナンのためにやるのかよくわからなくなってきたからだ。以前は、自分の講義にきちんとつきあってくれていた学生とそうでない学生をふるいにかけるつもりで試験をやってた。できの悪い答案は「くぬやろ、くぬやろ!」って感じでサドっぽく採点して、赤点になると「ざまみろ。ちゃんと勉強しないからだ。思い知ったかわっはっは。」と思っていた。でも、これってヘンだ。何が「ざまみろ」だ? 一人でも多くの学生にもっとわかって欲しいと思って講義してきたんじゃなかったのか?
 だけど試験をしないというのもなあ。自分の学生時代を思い出せば、試験があるから勉強したって面がある。…っていうことは、学生が勉強するきっかけとしての試験、というコンセプトはどうだろ。問題はどんな試験をやったら学生が勉強しようという気になるかだ。むむむ、悩ましい。
 それに、勉強したら結果が知りたいよなあ。これまで、試験はやりっぱなしだったもんなあ。だいたい、大学の期末試験は答案を返せないからいかんのだ。せめて、試験の直後に解答を配ろうか