市民とともに科学する

地域社会で協働する

1 地域の科学広場に参加する

大学の研究者にはあまり知られていませんが、地域の保護者、小中高等学校の教員などが中心となって、主に小学生に科学の楽しさを体験してもらおうというとりくみが全国に広がっています。「科学ひろば」「サイエンス広場」など名称はさまざまですが、地域に根ざしたとりくみとして、数十年続いているところもあります。

週末の1日もしくは2日をつかって、小学校や公民館に集まって親子で科学工作や科学ショーを楽しもう、というものです。定番は、レーウェンフックの顕微鏡、水ロケット、電気掃除機を使ったホーバークラフト、熱気球、ブーメラン、摩擦による火おこし、ピンホールカメラといったところが定番でしょうか。身近な材料を使って科学のおもしろさと楽しさを伝えるためのアイディアを蓄積してきた関係者の努力には頭が下がります。

あなたが住んでいる地域で、こうした取り組みがなされていることを知ったら、ぜひ覗いてみてください。あなたが専門家として協力できることがらがかならずあるはずですし、学ぶこともおそらくたくさんあります。

2 地域社会の問題解決に協同でとりくむ

(準備中)