コラム:はじめてのシラバス作成

 大学教員として初めて初年次セミナーを受け持つことになった私。 そこで最初にやるべきことはシラバス作成・・・、 ってことは『成長するティップス先生』を読んでわかっていました。 けれども、シラバスって、何から書き始めていいのかいいか全くわからない・・・。 そこで私は、まず先輩教員のシラバスを真似することにしました。 さっそく自分の大学の大学要覧、学修案内をくまなくサーチ。 そして、他大学の場合はウェブで検索! 日本の他大学はもちろんなんだけど、海外の大学もGoogleで検索しました。 海外の大学への検索キーワードは、 ”syllabus freshman seminar”。 なんと32,200件もヒットしちゃいました。

 ここで重要なのが「どういうシラバスがイケてるシラバスなのか」という選球眼。 最初はどういうのがイケてるのかわからなくっても、 いろんなシラバスを数多くみていると、不思議なことに、 なんとなく「あ!このシラバスはイケてるっ」っていうのがわかってくるものです。

 でも、いちばん有益なのは、 自分のシラバスにコメントをしてくれるメンターのような先輩教員の存在です。 もし近くに自分のシラバスにコメントをしてくれる先輩教員がいなければ、 名古屋大学の教員であれば高等教育研究センターの方でメンターを紹介します。

高等教育研究センターのメンター紹介