成長の限界はある意味あっているが、間違っているとも言える。それは、現在2000年、この状況をヤバイとみるかまだOKとみるかは人それぞれだから。この本は、当時の発展を続けてきた経済的、社会的原則にもとづき、世界の資源、人口、食糧、汚染、経済活動の将来予測モデルと、そのシュミレーション結果をまとめたことに意義がある。確かに、技術の可能性を過小評価しすぎるという指摘もあるが、地球は有限であるとし、文明の成長には限界があるということを、史上初めて科学的に検証したものである。これから地球はどうなるのだろうか。地球が危ないってわかってはいるけど、みんなが力を合わせて、地球を守るぞーっていう風にはまだなっていない。その理由はかんたん。みんな地球よりも大事なものをもってるから。地球なんて、おれの重要度ランキングにいれたら、まちがいなく、10位以上にはいらない。そんなことのために、苦労してやれるかって気持ちになる。だから、みんなの重要度ランキングのTOP3になった時くらいじゃないと、世界中の人が一丸になってできないと思う。で、TOP3になってるのは、みんなの生活に悪影響が及んだ時。たいてい、そうゆう時は、手遅れのときが多いんだけど。成長の限界にもあった時間差。でも、興味がないってのは恐ろしい事で、お前等死ぬぞ!って何度言われたって、努力する気にならないんだから。もう慣れっちゃったって感じ。だから、成長の限界が初めて出版された時の衝撃は伝わってこなかった。そんなの知ってるよくらいの。だから、今はちゃっと無理やりにでも規制をつくって、ヤバイッて時に、なんとかはんばれるようにしとくことは最低限やってほしい。政府が。とゆーことで、環境税の導入が急がれる。つまり、従来の直接規制ではもはや環境の変化に応じることが困難になってきているのである。一企業、ある特定の産業グループに制限を加えれば環境公害を防げるという時代は終わり、「家計」も視野にいれた経済的手段である環境税の導入が必要であると考える。日本の国際競争力に与える影響、マクロ経済に与える影響等さまざまな問題が確かに存在する。しかし、従来の環境政策に限界が生じ、環境の悪化が深刻であるいま、環境税の導入を望む。
Everybody's business is nobody's business!!