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助教授
 
中井 俊樹
Associate Professor
 

Toshiki NAKAI


 

< プロフィール >

 1970年三重県松阪市に生まれ、1992年東京大学教育学部体育学健康教育学科卒業、1997年名古屋大学大学院国際開発研究科修士課程修了、1998年同大学院博士課程中途退学、1998年名古屋大学高等教育研究センター助手、2000年同センター講師、2003年同センター助教授となり、現在に至る。また、2001年から名古屋大学評価情報分析室室員を併任し(2003年3月まで)、現在では評価情報分析室協力教官をしています。このように肉体開発から国際開発、そして大学開発へと研究領域を変えてきました。


< 専門領域 >

高等教育・教育開発


< 現在の研究課題 >

  • 大学教授法

    大学の教育をいかにして良いものにするのかを、カリキュラム、教授法、評価という3つの視点から考えています。特にファカルティディベロップメントとして大学教員に対してどのようなサポートが有効かということを考えています。

  • 高等教育マネジメント

    変化する外部環境の中で大学はどのように目標を設定していくのか、また目標に対してどのような条件のもとで組織として協働がうまくいくのかを考えています。評価情報分析室における実践を通して、大学評価の課題について取り組んでいます。

  • 開発途上国への教育援助

    開発途上国においてどのような教育計画を立案するのか、また日本からどのような形態の援助が可能であり有効なのかということを考えています。


< メッセージ >

 大学のFDや評価の仕事をしていると、教員の授業や活動を監視する仕事だと誤解されることも多いのです。しかし、私の仕事は最終的にどうやって教職員と学生を元気にさせるかということにつきると思っています。「組織を元気にさせるFDや大学マネジメント」を考えていきたいです。でも、これは簡単ではないようですね。


<連絡先>

電 話:052-789-5385 FAX:052-789-5695:
E-mail:nakai@cshe.nagoya-u.ac.jp



活動データ

1.教育活動(2003年度)

< 学士課程 >

  • 全学教養科目−未来の大学像をつくる(前期)

研究活動(2000年以降の主なもの)

< 書籍 >

  • 池田輝政・戸田山和久・近田政博・中井俊樹 『成長するティップス先生−授業デザインのための秘訣集』 玉川大学出版部, 2001年。

< 論文 >

  • 中井俊樹・鳥居朋子・酒井正彦・池田輝政「名古屋大学における経営情報システムの構築」『名古屋高等教育研究』第3号, 2003年, 47-65頁。
  • 中島英博・中井俊樹・近田政博・鳥居朋子・池田輝政「ゴーイングシラバスを通して見える新しい授業空間−授業マネジメントツールの開発と教育改善効果」『名古屋高等教育研究』第3号, 2003年, 67-81頁。
  • 中井俊樹「大学教育改善のためのティーチングティップス」『電子情報通信学会誌』vol.86, no.2, 2003年, 74-77頁。
  • 池田輝政・井手弘人・中井俊樹「『授業づくり』のFDプログラムの開発を目指して」『高等教育ジャーナル』, 2002年, 21-29頁。
  • パメラ・マルレディ・中井俊樹・池田輝政「パラダイム転換−ディーキン大学オンライン学習コミュニティの誕生」『名古屋高等教育研究』第2号, 2002年, 113-129頁。
  • 中井俊樹「教育改善を支援するサイト−名古屋大学版ティーチングティップスの開発とその反響」『コンピュータ&エデュケーション』第10号, 2001年, 29-34頁。
  • 中井俊樹「フィリピンにおける私立高等教育機関」『教育制度学研究』第7号, 2000年, 204-208頁。
  • 中井俊樹・馬越徹「クラス規模が授業評価に与える影響に関する一考察−名古屋大学の事例分析」『大学論集』第30集, 2000年, 109-123頁。

< 学会報告 >

  • 中井俊樹・鳥居朋子・池田輝政「戦略的な経営情報システムの開発と大学へのインパクト−「名古屋大学マネジメント情報」の事例を通して」日本高等教育学会第6回大会, 神戸大学, 2003年。
  • 近田政博・中井俊樹・池田輝政「学習ポートフォリオを用いた授業改善−「ゴーイングシラバス」の活用と改訂を通して」日本高等教育学会第6回大会, 神戸大学, 2003年。
  • 中井俊樹「ティーチングティップスと学習スキル」大学教育学会第24回大会, 宮城大学, 2002年。
  • 中井俊樹・井手弘人・池田輝政「シラバスを基点とした授業マネジメントの有効性−「ゴーイングシラバス」による新しい授業空間の活用」日本高等教育学会第5回大会, 愛知学院大学, 2002年。
  • 近田政博・中井俊樹・井手弘人・池田輝政「大学授業改善におけるティーチングティップスの役割とその課題」日本高等教育学会第4回大会, 北海道大学, 2001年。
  • 池田輝政・近田政博・中井俊樹・井手弘人「授業改善のためのコスト効果分析手法の開発」教育工学関連学協会連合第6回全国大会, 鳴門教育大学, 2000年。

< 研究制作物 >

  • 中島英博・中井俊樹・山里敬也・岡田啓・城下英行「名古屋大学版eラーニングハンドブック」名古屋大学、2003年
  • 名古屋大学高等教育研究センター『シラバスで授業を表現する−基礎セミナーのシラバス設計法』名古屋大学FD教材1, 2002年。
  • 名古屋大学評価情報分析室『名古屋大学マネジメント情報』2002年。
    http://www.eda.provost.nagoya-u.ac.jp/mi/
  • 名古屋大学高等教育研究センター『成長するティップス先生 Ver 1.1−名古屋大学版ティーチングティップス』2001年。
    http://www.cshe.nagoya-u.ac.jp/tips/
  • 名古屋大学高等教育研究センター『ゴーイングシラバス』2001年。
    http://www.cshe.nagoya-u.ac.jp/gs/


3.その他の活動(2003年度)
  • 日本WebCTユーザ会幹事(2002年度−)
  • 国際協力事業団ヴェトナム初等教育セクタープログラム開発調査国内調査委員(2001年度−)
  • 名古屋大学教養教育院評価専門委員会専門委員(2002年度−)
  • 名古屋大学共通教育棟子局運営委員(2001年度−)
  • 名古屋大学NICE技術専門委員(2000年度−)
  • 名古屋大学農学国際教育協力研究センター学内研究員(2001年度−)

  • 名古屋大学職員バレーボール部部員(2002年度−)