Teaching Tips at Nagoya


授業日誌
開講が気になりはじめた
開講が迫ってきた
授業が始まった
試行錯誤の毎日
ゴールが見えてきた
2 months to the first class

3月15日 シラバスばっちり決まったぜ!の巻


 今日はシラバスを書いた。「シラバス」って言っても共通科目が全部載っている、例の「電話帳」じゃなくって、僕が一回目の講義で配るやつ。
 ぼくのシラバスは、最初はどういう情報を盛り込めばよいのかがわからなかったけれど、インターネットを見て回って、MITのある先生のホームページに掲示してあったものを参考にさせてもらった。われながらいいシラバスができたと思う。自分で言うのもナンだけど、本当に日本の大学教員ってサービスよくなったよなあ。僕が学生のころは確かにひどかった。先生は教室に入ってくるなり、何かボソっと言ったかと思うと黒板に証明を書き始めてさ。学生は自分が今どこにいて、どこに連れて行かれるのかわからないままひたすら筆記マシンになったっけ。それから、参考図書を紹介してくれるのはいいんだけれど、実際に手に入れてみるとものすごい分厚い文献で、どこをどう読めば授業に関係するのかさっぱりわからなかったり。
 こうして、大学の先生はちゃんと教育しておらん、って風評がたっちゃって、まわりまわっていま僕たちのような若手がひどい目にあっているってわけだ。…何だか腹が立ってきた。気分悪いから今日はもう寝るっ!